キャスターの森下絵理香です。
8月最後の日曜日。各地でイベントなどを楽しむ子どもたちの姿が見られましたが、多くの学校で夏休みが終わるこの時期は、登校に不安などを感じる子どももいます。「学校に行きたくない」ときはどんな選択肢があるのでしょうか。
全国各地から、楽しそうな子どもたちの映像が届く中、私が伺ったのは、都内にある、子どもたちが無料で自然の中で遊べる場所です。
弓を借りて的に当てたり、プールで滑ったりできるアクティブな場所以外にも、たき火や工作ができる静かなスペースがありました。
水曜日から日曜日の午前10時からオープンしていて、プレーリーダーと呼ばれる大人が常駐。学校のある日には不登校の子どもの居場所にもなっているそうです。
こうした場所のほか、子ども食堂や児童館といった学校以外の居場所をまとめてホームページで発信する「#学校ムリでもここあるよ」というキャンペーンもあります。9月8日まで行われていて、特設のホームページには、全国各地の団体の情報が掲載され、名前や連絡先、理由などを問わずに利用できます。
また、保護者など周りの大人が、子どもに学校を休ませるべきか、判断できるチェックリストもあります。その名も「学校休んだほうがいいよチェックリスト」。不登校の子どもの支援団体と精神科医が共同で開発しました。使い方や設問内容など、放送で詳しく解説しました。