「おっほっほ、ミヤビ0点!」。ミヤビ大臣(だいじん)がやってきた。ヘイアンチョウから遠くはなれた月光町で、おじゃる丸が妖精(ようせい)貴族(きぞく)としてミヤビにくらしているか、見きわめにきたのだ。おどろき方やごはんの食べ方、ころび方を見ては、「ミヤビ0点!」「ミヤビ0点!」「ミヤビ0点!」。ミヤビとは何か?どうすればミヤビなのか?ミヤビなお子さまのはずのおじゃる丸はだんだんわからなくなっていく。
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