鈴木大拙 願行に生きる―その生涯と西田幾多郎との交遊 (10)大拙の禅思想2

初回放送日:2024年1月14日

哲学者、鈴木大拙の生涯と思想をたどるシリーズ。今回も大拙が説いた禅思想を読み解く。禅の究極の境地とはどのようなものなのか。功利を求めずただひたすらに行為し、さらに行為したということにもとらわれない心、無心に遊びに没頭する子どものような心を、大拙は繰り返し説いている。加えて日常の分別を超えた悟りの世界に触れた者が、再び日常にかえり、他者を救おうと働いてやまないことこそ究極の境地と説く。その真意とは。

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