日本語とは異なる視覚言語 - 手話とろう文化の世界へようこそ!
キーフレーズの「ドーナツを注文しよう」では、/ドーナツ/、/注文/の表現を学びます。/ドーナツ/のようなスイーツの表現では、物の形を手で表す場合が多いです。/注文/は広げた手をあごのあたりから前に動かします。質問コーナーでは、ろう者が働くお店についてご紹介します。
学習のポイントは/服色/の表現です。日本語では「服の色」ですが、手話では/服色/と表現します。両手で服をつまんだあと、指先を合わせた手をひねるように動かします。/同じ/の表現は、対象物の近く表します。/NO(違う)/の表現は、手の動きと同時に、小刻みな首振りをしましょう。また、○や△などの形の表し方も学んでいきます。
(2)では、自分の名前の表し方を学びます。手話では単語として主語を表す時に「指さし」を使います。自己紹介でも、自分の名前をいう時は「指さし」を忘れないようにしましょう。また相手の名前を尋ねる表現、「あなたのお名前は何ですか?」も学習します。このように「はい・いいえ」で答えられない疑問文をWH疑問文と言います。手の動きと同時に顔の動きをつけることがポイントです。ろう文化ではサインネームを紹介します
舞台は、手話を教えるのが大好きなろう者の店主が開くカフェ「みんなの手話」。ここで手話を教えてもらえると聞いてやってきたドラムさん。手話は初めてというドラムさんが手話学習に挑戦します!(1)は、あいさつの仕方や相手を呼びかける方法を学びます。キーフレーズは「初めまして」。「このカフェ、初めてですか?」というYES/NO疑問文の表現も覚えましょう。ろう者ならではの文化を紹介するコーナーもお楽しみに!
第24課は、第13課から第23課までの「おさらい」です。/なぜ?/の使い方、出来事や動作が完了したことを表す口形「パ」、/意味/の使い方、感情表現など、これまでに学んだ内容を練習していきます。ろう文化のコーナーでは、ろう者の理由の伝え方やろう者と接するときのポイントをご紹介します。
第23課は「ものの形に関する表現」です。キーフレーズは「カップ変えた?」。?」。いろいろなカップの形や/変える(変わる)/の表現を学びます。また、日本語の「目が高い」と手話の/目 高い/では少し意味が違うこともご紹介します。
22課は、行事やイベントに関する表現を学びます。/お祭り/や/みこしを担ぐ/の表現や、「一生懸命に担ぐ」、「楽しそうに担ぐ」のように、どのように担ぐかの表し方も覚えましょう。ろう者のイベントを紹介するコーナーでは、世界ろう者会議やデフリンピックを取り上げます。
21課は「防災に関する表現」です。キーフレーズは「すごく揺れたね」。/揺れる/を状況に合わせて表現していきます。/とても/の類似表現や/本当/、/助かる/なども学習します。その他、緊急時の情報保障についてや、災害時に使える手話表現もお伝えします。
20課は「ネット・SNS・メディア」に関する表現を学びます。SNSに関連した用語や/見る/の表現のバリエーションを覚えましょう。その他、手話の語順についての解説やろう者が出演するドラマについてご紹介します。※この回は、Twitterの名称変更に伴い、テキストから内容を一部変更してお届けします。
#19は「ファッションに関する表現」です。/おしゃれ/の表現や、/なぜ/の使い方を学びます。関連する単語も覚えましょう。ろう者の世界を紹介するコーナーでは、手話通訳者の服装事情やろう者にとって利用しやすいお店についてお伝えします。