篤姫

女の道は一本道

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(12)「さらば桜島」

篤姫(宮﨑あおい)のお披露目のため、家中の主だったものが城に集められ、篤姫は忠剛(長塚京三)やお幸(樋口可南子)とも久しぶりの対面を果たす。しかし、幾島(松坂慶子)からは、儀礼的なあいさつしか許されない。そして篤姫が江戸へと旅立つ日となる。舟に乗り込んだ篤姫は、遠のく桜島を甲板から見つめながら、この日初めて涙を流す。篤姫は、「薩摩を思って泣くのは、これが最後」と幾島に誓う。