藤子・F・不二雄SF短編ドラマシーズン2

国民的漫画「ドラえもん」の生みの親　藤子・F・不二雄が描いた刺激的でシュールなSF短編漫画を実写化！

藤子・F・不二雄SF短編ドラマ2　ブログ

監督自ら魅力を紹介！各話の演出を担当する監督が、原作への思い、お楽しみポイントなどをご紹介。

「旅人還る」監督ブログ：宇野丈良

公開：2024年5月15日(水)午後5:10

一人の男が単独、宇宙の果てを目指すという1981 年の作品。子供だった当時を思い起こすと、80年代初頭のＳＦはスペースオペラや戦うロボットの世界でした。映像化するにあたり、読み返した本作には、それとは真逆の、無限宇宙に囚われた男のリアルな孤独が描かれていました。超越的な時空が舞台にもかかわらず、当時の最先端の宇宙論を丁寧に踏襲し、非常に理性的でクールなハードＳＦ。あくまでも一個人の、ひとりの人間の体験として宇宙探査を描き、その等身大の視点に普遍性を感じました。今でこそ、宇宙旅行が現実味を帯び始め、ゼロ・グラビティ／インターステラーなどのハリウッド大作も個人の宇宙体験をエンターテイン...記事を見る

「じじぬき」監督ブログ：村井敦

公開：2024年5月9日(木)午前9:36

Q今回の原作を読まれた印象を教えていただけますか？作中の穴黒家と我が家の構成がとても似ていたので、キャラクターたちに自分の家族を投影しながら読み進めました。登場人物たちのすれ違う会話や、交差しない視線に「わかるわかる」と共感するシーンが満載で、家族って今も昔も最も身近な他人なんだなと、原作テーマの普遍性に驚かされました。 Q実写化にあたって心がけたことがあれば教えてください。漫画の絵はどのくらい意識しましたか？苦労したことはありますか？実写化にあたって意識したのはコマの中にいる巌三の身体性です。とくにあの世とこの世では、藤子F先生が丁寧に描き分けられているよう見受けたので、...記事を見る

「あいつのタイムマシン」監督ブログ：家次勲

公開：2024年5月2日(木)午前10:58

Q今回の原作を読まれた印象を教えていただけますか？最初はコメディっぽいぞと読み始めたら最後は何とも後味悪く怖い作品だなと思いました。個人的にはseason1でもタイムスリップを題材にした作品（「昨日のおれは今日の敵」）を演出させて頂きましたのでこのテーマに縁があるなとも思いました。 Q実写化にあたって心がけたことがあれば教えてください。漫画の絵はどのくらい意識しましたか？苦労したことはありますか？心がけた事は、なるべく原作に忠実に、です。尺や現代の価値観に合わせて少し直した箇所もありますが、原作の構成に隙がないので、そこを崩さないよう脚本を書いたつもりです。漫画の絵...記事を見る

「3万3千平米」監督ブログ：本多アシタ

公開：2024年4月24日(水)午後1:41

●藤子・F・不二雄先生生誕90周年　藤子・F・不二雄先生の生誕90周年、おめでとうございます！　アニバーサリーイヤーに「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」のシーズン2を制作し、周年祭りに参加（？）することができてしあわせです！　シーズン1につづき、シーズン2でもシリーズ全体の構成を担当しています。作品選定から小ネタの仕込みまで、完成するまでのすべての工程がずっと楽しく、今回も“私得”過ぎる現場でした。8話全話に特別な思い入れがありますが、『3万3千平米』は他の回よりも役割が少し多く、演出も担当しています。 ●『3万3千平米』は“地に足ついたSF” 　『3万3千平米』は、映像化する...記事を見る

「アン子　大いに怒る」監督ブログ：山戸結希

公開：2024年4月17日(水)午後6:29

Q今回の原作を読まれた印象を教えていただけますか？エピソードの連なる素晴らしい漫画原作から、15分というミニマムな単位の映像プログラムへと、どのような転換を計りうるのか、とんちを紐解く探求のはじまりでした。難題を任せていただけ、ようし！と腕まくりするような想いで、取り組ませていただきました。 Q実写化にあたって心がけたことがあれば教えてください。漫画の絵はどのくらい意識しましたか？苦労したことはありますか？大切な漫画から入力を得て、15分間のドラマへと出力に至る取捨選択においては、映像に映し出せなかったまばゆい光景／sceneも存在するのですが、ドラマ上、何も起こっていないという途絶...記事を見る

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