「“平和のバトン”託し続けて〜元学徒・中山きくさんの生涯〜」

初回放送日:2023年6月23日

沖縄戦で負傷兵の看護に動員された元白梅学徒・中山きくさんが1月に亡くなった。戦後“語り部”として精力的に活動し、次世代に「平和のバトン」を託し続けた生涯に迫る。 94歳で亡くなった中山きくさんは、78年前の過酷な地上戦の体験を全国から訪れる若い世代に語り続けた元学徒の1人だった。80歳を過ぎても年に数十回の講話を続け、身を削りながら「平和のために行動すること」を説いてきた。きくさんのおいで、NHK沖縄で番組MCを務めるタレントの津波信一が各地を訪ね、家族や親戚が聞くことができなかった「証言活動に打ち込んだ理由」を探り、「バトン」を託された人たちの今に迫る。

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