沁(し)みる夜汽車

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2021夏 「妻に捧(ささ)げる小説」

初回放送日:2021年10月11日

鉄道を舞台にした、心が温まる実話を伝える「沁(し)みる夜汽車」。東京での夢を捨て、寝台列車で故郷へ。第二の人生を歩みだす旅を、小説にしたためた夫婦の愛の物語。 昭和50年、森武さんと幸子さん夫婦は上野駅から寝台特急ゆうづるに乗り込んだ。小説家になる夢をあきらめ、北海道で教師になるための旅だった。定年まで勤め上げた65歳の時、武さんにがんが見つかる。闘病を続ける中、書き上げた小説。その舞台は、上野から青森の車内。主人公は一人の女性と出会うことで悩みから救われていく。主人公の青年は武さん自身、青年が出会う女性は幸子さんがモデル。妻への感謝の思いがつづられる。

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