「命」はだれのもの?代理出産を巡る女たち男たちの欲望のドラマ!
リキ(石橋静河)は基(稲垣吾郎)と悠子(内田有紀)の夫婦とついに顔を合わせる。代理出産は単なるビジネスと自分に言い聞かせるが、悠子の思いも激しく揺れていることを知り混乱していく。一方の基はリキと初めて会い、自分の選択に間違いはないと確信する。自らの遺伝子を受け継ぐ子が生まれることへの期待が高まる。リキは、身体が買われることへの抵抗から、女性向け風俗のセラピスト、ダイキ(森崎ウィン)と会う。
元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)の子を産む「代理母」の依頼を受けたリキ(石橋静河)。決断できずにいると故郷から叔母の佳子(富田靖子)が危篤との知らせが入る。一方の悠子も悩んでいた。金の力で夫が他の女性との間に子を作る。苦しい胸の内は親友にしか明かせない。母、千味子(黒木瞳)の賛同を受け基は代理出産の計画実現に向けて突き進む。ついに三人は直接顔を合わせるが―
派遣社員として暮らすリキ(石橋静河)は悩んでいる。職場の同僚、テル(伊藤万理華)から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受けるリキ。そこで持ち掛けられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた―。