あの人の「原点」に、アナウンサーが迫る。
バスケットボール女子で日本代表初のオリンピック銀メダル獲得をけん引した主将の髙田真希さん。その人生は「挑戦」の歴史だったという。自身の可能性を信じバスケットボールの強豪校に飛び込んだ高校時代は挫折の連続。競技を辞めたいとまで悩みながらも、日本代表の大黒柱まで上りつめた信念とは。そして彼女の活躍の舞台は今、コートを離れた地域にも広がっている。髙田さんの飽くなき挑戦の人生の原点に迫る。
癖のある役や悪役として存在感を発揮する俳優・佐野史郎さん。「演じるのではなく、虚構を現実として生きる」という役者としての姿勢の原点は、少年時代を過ごした島根県松江市にあった。3年前、多発性骨髄腫を患い、死に直面した佐野さんを救ったものとは。そして、闘病を経てたどりついた意外な答えとは。俳優の道を歩み始めて50年。いま新たな気持ちで映画やドラマに向き合う佐野さんの「ここから」に迫る。
北九州市育ちの光石研さん。ひょうきんな少年として知られていた。高校生のときに受けた映画「博多っ子純情」のオーディションに合格し俳優デビュー。バイプレーヤーとして映画・ドラマに欠かせない存在で、出演作は500を超える。どんな役柄も自然体で演じる光石さん。その境地に至ったきっかけは、同じ北九州出身の映画監督・青山真治さんとの出会いだった。60歳を超えさらに磨きがかかる「個性なき個性」に迫る。
聞く人を励まし奮い立たせる歌が支持されている竹原ピストルさん。大学時代はプロのミュージシャンを夢見ながらボクシングに打ち込んでいました。当時、同じ階級のライバルとして出会い対戦もしていた向井一弘アナ。40代後半となった二人が今回久々に再会。意外にも「誰かの力になっている自覚はない。俺は人前で歌うことが好きなだけ」と言う竹原さんが目指す「ここから」とは。番組初、タメ口のガチンコ対決でお届けします。
愛媛県出身の作家・演出家の鴻上尚史さん。劇団「第三舞台」を主宰するなど、長年、演劇界のトップランナーとして走り続けています。そんな中、コロナ禍で演劇界は大きな困難に直面。鴻上さんも、自分の劇団「虚構の劇団」が解散するなど、影響を受けました。コロナ禍を乗り越えようと、鴻上さんが信じたのは、演劇が持つ可能性でした。母校の早稲田大学やふるさとの愛媛県新居浜市を訪ね、これまでの演劇人生に迫ります。
フィギュアスケーター・荒川静香さんは、2006年のトリノ五輪で日本人初の金メダルを獲得。それから17年経っても、代名詞・イナバウアーをアイスショーで披露し、人々を魅了している。2児の母となった今、育児とフィギュアの両立に挑む荒川さんを突き動かしているものとは。幼少期から高校時代までを過ごした宮城県利府町のゆかりの施設で、フィギュアスケートを続ける原動力やイナバウアーへの思いを伺った。
映画やドラマで存在感を発揮している俳優の一人、小手伸也さん。大河ドラマ「どうする家康」でも大久保忠世役を好演しました。小手さんの役者の原点は早稲田大学の演劇サークル。若いころは「独りよがり」な演技をしていたと振り返る小手さんが「名脇役」へと成長を遂げた背景には何があったのか。その軌跡を名古屋放送局の浅田春奈アナウンサーが聞きました。キーワードは「信じる」
現代最強マーケターとも評される森岡毅さん。消費者ニーズを分析して戦略を立てるマーケティングを武器に、大阪のテーマパークやうどんチェーンなどの業績をV字回復させてきた。しかし「最初は消費者心理を読み取るのが苦手だった」と語る。いまもビジネスの最前線で挑戦を続ける森岡さんは、自身の弱点をどう克服し、強みをどう磨き上げたのか。これから社会に出る若者へのメッセージは。学生時代を過ごした神戸大学で聞く。
ゲストは、コラムニスト・ラジオパーソナリティーのジェーン・スーさん。民放ラジオで生活情報やお悩み相談の番組のパーソナリティーを務め、担当するポッドキャスト配信番組はリスナー総数18万人。いま幅広い年齢層の女性から圧倒的な共感を集めているスーさん。その魅力をファンに聞くと、言葉の選び方や言語化してくれるところだという。スーさんの言葉はなぜ届くのか。そこにどんな思いが込められているのか。
ラグビー元日本代表の五郎丸歩さん。引退後の第二の人生として選んだのは、コーチや監督ではなく、裏方としてチームの「運営」にかかわることだった。なぜ、このタイミングでの引退なのか。そして、五郎丸さんの人生を貫く哲学はどのように育まれたのか。原点、静岡・ヤマハスタジアムで徹底インタビュー。プロ入り直後の挫折、それを乗り越えての成功、その先に氏が思い描く新たな世界とは。2021年11月放送のアンコール