よみがえる新日本紀行

昭和の日本が鮮やかな映像に

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「盆・花火の里〜福島県・浅川町〜」

初回放送日:2021年8月29日

昭和54年、福島県浅川町を訪ねた新日本紀行をふたたび。お盆に行われる花火大会。地元青年会が二手に分かれて手作り花火を競い合う熱気あふれる街の夏が描かれている。 新日本紀行から42年、花火の里・浅川町を再訪した。300年以上守り継がれてきた花火は今も町の暮らしに息づいている。家の軒下に吊るされた花火の殻は古くからの魔よけ。この風習をもとに町の名物を発案した人は子どもの頃からの大の花火好き。冠婚葬祭に合わせた“花火の出張打ち上げ”も健在だ。お盆の花火大会は昨年はコロナ禍のため中止に。町の人たちは今年こそ伝統の夜空の彩りを楽しみたいと大会開催を待ちわびる。