よみがえる新日本紀行

昭和の日本が鮮やかな映像に

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「霧のあらし 〜愛媛県長浜町・大洲市〜」

初回放送日:2023年12月9日

四国の大洲市には、晩秋から「肱(ひじ)川あらし」と呼ばれる霧があらわれる。千変万化する霧の景観と人々の暮らしを描いた昭和51年の番組が4Kの映像でよみがえる。 「肱(ひじ)川あらし」は上流で発生した霧が川沿いに一気に流れ下る現象で、霧が町をつつみこみ、うねりながら海へひろがる景色は幻想的で息をのむ。番組から47年、地元の人たちがこの霧がいつ発生するかを予報する会を結成した。霧の景観を観光に役立てようというのだ。地元の商店主や中高生が参加し、霧の発生を予測してインターネットで発信する。故郷の美しさを多くの人に知ってもらいたいと活動する人々の熱意を伝える。

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