藤井太洋とゴローとジジとペンタ
初回放送日:2024年1月22日
もの書く人の傍らにはいつも猫がいた。作家と愛猫の異色ドキュメント。3匹の猫に翻弄されながら近未来の世界を描きだす、藤井太洋。書下ろしエッセイの朗読は、藤木直人。 科学技術の行く末をリアルに構想、文明と人の心の変化を描き、揺れ動く社会に一石を投じるSF作家である藤井。ソフトウェア開発などの仕事を経験、その後東日本大震災の余波が広がる中、拡散するデマに思うところあって創造の世界への転身を決意した。自らの経験も交え、冷静に人間を見つめる作品を生み出し続ける。そこにはいつも「三匹三様」の猫たちが寄り添う。時に癒され、時に爪を立てられながら、キーボードに向かう日々。