ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。
もの書く人のかたわらにはいつも猫がいた。
2023年8月29日(火) 更新
石黒謙吾とコウハイ
初回放送日: 2023年9月25日
もの書く人の傍らにはいつも猫がいた。愛猫との異色ドキュメント。作家、編集者として忙しい日々を送る石黒謙吾と、マイペースの末っ子猫との日々。朗読は、滝藤賢一。 多くの書籍企画を抱え、タイトルやキャッチコピーを考える編集者でもある石黒謙吾さん。傍らには豆柴の先輩犬・センパイ(17歳・メス)とセンパイを姉のように慕いつつ奔放に育ってきたオス猫のコウハイ(12歳)がいる。同時並行で進む仕事で切羽詰まった石黒さんを尻目にゲラを踏み邪魔、デスク脇で爆睡し始めるコウハイ。そんな姿に相棒以上の連帯と愛情を感じると言う。猫に翻弄されつつ仕事に勤しむ日々にカメラを向けた。
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出演者・キャストほか
出演 (石黒謙吾)
僕の仕事が佳境で「猫の手も借りたい」時に限って、 机横のお菓子を「ネコババ」したり、 「猫舌」のくせにホットミルクを舐めたりする。 ダメだよー、と言うと「猫をかぶって」殊勝なふりをしつつ、 「借りてきた猫」みたいになってやり過ごす。 「猫の額」ぐらいしかない仕事部屋で、 棚の上にあるものは「猫も杓子も」落っことして回る。 そんな、いやしくていたずら小僧、 不思議ちゃんな猫ですが、 いろいろといたらない僕にとって 「猫に小判」の存在、それがコウハイです。
朗読 (滝藤賢一)
怒涛の日々を余裕なく生きている私に、心の休息と優しさ、そして豊かさを与えてくれる素敵な関係。 この忙しい日本社会を休むことなく駆け抜けている皆様に、数分だけでも立ち止まって観ていただきたい。