佐賀県基山町からのスペシャルステージは、「九州よかとこ！演歌もよかたい！」と題して、九州のご当地ソングで盛り上がります。長崎出身の前川清さんと熊本出身の八代亜紀さんがデュエットで盛り上げるのは、博多を舞台にしたニック・ニューサさんの「サチコ」です。お二人が醸し出すムードの良さはもちろん、前川さんのお茶目な「チュッ♡」が最高（笑）この「チュッ」が何なのかは…放送をお楽しみに！ そして、佐賀県が誇る“英雄”と言えば、村田英雄さんです。村田さんが育った唐津市出身の西方裕之さんは、「花と竜」を披露。「村田さんは私の曲を有線放送にリクエストするなどデビュー時から応援してくれた恩人。自分は女歌や望郷演歌のイメージが強いが、本当は男歌が大好き」と西方さんは話します。尊敬する村田さんの曲を勇ましく歌う姿に、会場の皆さんからは拍手喝采！西方さんの男らしさが光るステージは見応え十分です。また、鳥羽一郎さんも村田さんのデビュー曲「無法松の一生」を熱唱！多くの人から愛される村田英雄さんの名曲は、やはり盛り上がりますね。 そんな魅力あふれる先輩たちのステージに刺激を受けていたのは、宮崎出身の二見颯一さんです。“女心”を歌う森進一さんの「放浪船」に初挑戦する二見さんに伺うと、「歌う曲が決まってからおよそ１か月、毎日聴いて練習してきた。道ならぬ恋に傷ついた女性の情念、“怒り”のような感情をどう表現するかシャレンジしたい」とのこと。新曲の「一里塚」とは真逆とも言える、大人のドロっとした歌世界。デビュー５周年を迎えた二見さんの新たな魅力を感じていただきましょう！ さらに、「歌手としての原点とも言える場所で歌える喜びを噛みしめたい」と特別な思いでステージに立っていたのが山内惠介さんです。福岡出身の山内さんですが、幼い頃に基山町で暮らしていただけでなく、会場の基山町民会館は、恩師の作曲家・水森英夫さんにスカウトされた場所でもありました。番組終盤で山内さんが披露するのは「スポットライト」。初めてＮＨＫ紅白歌合戦に出場した時に歌った一曲です。歌手を夢見てステージに立っていた一人の少年が、人気歌手となってスポットライトを浴びている光景…そして今や聴く人の心を照らす、まさにスポットライトのような存在として輝く山内さんの万感のステージに胸が熱くなります。 いやぁ～それにしても、歌でめぐる九州もよかですね。どんな名曲が飛び出すのか胸を躍らせながら、演歌の名産地・九州の魅力を存分にご堪能ください！