今回の舞台は長野県千曲市！長野ゆかりの歌手として諏訪市出身の美川憲一さん、上田市出身の佐々木秀実さんのお二人が登場です。注目はズバリ、美川さんと佐々木さんによる「千曲川」！昭和50年発表、五木ひろしさんのヒット曲です。会場の上山田文化会館の近くには千曲川が流れ、千曲川の歌碑もあります。「千曲に来ると歌いたくなるわ」と気分が高まる美川さんと、「千曲川を美川さんと歌えるなんて幸せ！」と感激する佐々木さんの“信州シャンソンコンビ”に会場の皆さんは釘付け！さわやかなメロディーと艶やかなお二人の歌声でお届けする「千曲川」は、聴き応えはもちろん、見応え満載です。 スペシャルステージは、題して「鳥羽一郎＆丘みどり 不滅の演歌魂」。ご自身の曲を中心に、お二人が愛する演歌をたっぷり歌っていただきます。「鳥羽さんに憧れて演歌歌手になった。二人だけのステージは初めて」と笑顔を見せる丘さんに対し、鳥羽さんは「みどりちゃんの魅力は歌唱力。これからの演歌界を引っ張る存在。俺はついて行く（笑）」と大きな期待を寄せている様子。そんなお二人の素顔が垣間見えるトークはもちろん、今回は“デュエット”がみどころです。フルコーラスで聴かせる「カサブランカ・グッバイ」は、「最高だよ…」と鳥羽さんがつぶやいてしまうほど。互いの顔を見つめ合いながら歌う魅惑のステージは絶品です。また、鳥羽さんのギター演奏で丘さんが歌う「母のいない故郷」も心に沁みます。鳥羽さんの師匠である船村徹さんの曲を、船村さんから譲り受けたというギターの音色でお送りする、これぞ永久保存版です。今は亡き母の存在が歌手になる原動力だった鳥羽さんと丘さんの共通点を考えると…よりグッときますよね。 そして極めつきが、鳥羽一郎さんの代表曲「兄弟船」です。「５歳の時に祖母に連れられて行った鳥羽さんのコンサートで兄弟船を聴き、“大きくなったら鳥羽一郎になる”と決意した。自分のコンサートでも歌ってきた思い出の曲」と丘さんは話します。曲が始まった瞬間から、込み上げる思いに胸がいっぱいになる丘さん。その隣では、気遣うようにそっと手を添える鳥羽さん…もうこの光景だけで心がじんわりと温まります。果たして、どんな「兄弟船」になるのか！？「感無量とはこのこと。一生の思い出に残る一日でした」と丘さんが振り返る特別なステージを、ぜひ放送でお楽しみいただきたいです。鳥羽一郎さんと、丘みどりさんの魅力あふれる「新・BS日本のうた」、どうぞお楽しみに！