今日は一日“バート・バカラック名曲”三昧
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この番組について
作曲家でピアニスト、指揮者としても活躍したポップス界の巨匠バート・バカラックが今年2月に94歳でこの世を去りました。彼の豊かな音楽性、膨大な名曲は、ジャンルの壁を越えて様々な音楽家に影響を与え、今も多くのリスナーに愛聴されています。バカラックの偉大な功績を振り返りながら、その叙情味あふれる名旋律をたっぷりとお楽しみください。 ビッグ・アーティストたちが語るバカラックの知られざるエピソードにも乞うご期待! 出演者
ご案内 パトリック・ハーラン (パックン) (タレント)
1970 年生まれ。コロラド州出身。ハーバード大学卒業後、来日し、1997 年、吉田眞とパックンマックンを結成。日米コンビならではのネタで人気を博す。NHK「英語でしゃべらナイト」、「NHKスペシャル」に出演。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院非常勤講師、流通経済大学客員教授。TV、ラジオ、イベントなど幅広いフィールドで活躍中。
楽曲解説 加羽沢 美濃 (作曲家/ピアニスト)
1997年、東京藝術大学大学院在学中にデビュー。20枚を超えるCDをはじめ、オーケストラや室内楽、合唱、吹奏楽などの作品を発表。ドラマや映画音楽、舞台音楽の話題作も手がけ、器楽奏者や声楽家、ポップス演奏家のための作編曲も行う。NHK「ららら♪クラシック」では司会を務める。バイオリニスト高嶋ちさ子との全国ツアー、9月には台湾で新作を発表するなど国内外で活躍中。
ゲスト 菊地 成孔 (音楽家/文筆家)
1963年生まれ。作曲・編曲、バンドリーダー、プロデュースをこなすサキソフォン奏者。シンガー、キーボーディスト、ラッパーの肩書も持つ。NHK「ETV特集」、「知るを楽しむ」などに出演。2021年に私塾の生徒と共にギルド「新音楽制作工房」を立ち上げ、今年、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の劇伴を担当。大学講師、エッセイスト、批評家としても活躍中。
ゲスト 野宮 真貴 (歌手/ミュージシャン)
北海道生まれ。1981年、アルバム「ピンクの心」でデビュー。1990年ピチカート・ファイヴに加入し2001年の解散まで、日本・アメリカ・ヨーロッパを中心に活動。2015年にバカラックをクローズアップしたアルバム「世界は愛を求めてる~野宮真貴、渋谷系を歌う。」、今年4月にはデビュー40周年記念アルバム「New Beautiful」などを発表。エッセイスト、ビューティー&ヘルスのプロデューサーとしても活躍中。
スペシャル・メッセージ ディオンヌ・ワーウィック (シンガー)
ニュージャージー州イーストオレンジ出身。ハートフォード音楽大学で音楽教育やピアノを専攻。在学中にバカラックと出会い、1962年からシンガーとして本格的な活動を始める。バカラック作曲&ハル・デイヴィッド作詞の「サンホセへの道」や「恋よ、さようなら」、バカラック作曲&キャロル・ベイヤー・セイガー作詞の「愛のハーモニー」などで次々とヒットを放ち、数々のグラミー賞を受賞。
スペシャル・メッセージ キャロル・ベイヤー・セイガー (シンガーソングライター)
ニューヨーク州マンハッタン出身。1977年ソロ・アルバムでデビュー。映画の主題歌も手がけ、アカデミー歌曲賞を受賞した1981年の映画『ミスター・アーサー』のテーマ曲や、3rdアルバム「真夜中にくちづけ」、1987年グラミー賞・最優秀楽曲賞を受賞したディオンヌ&フレンズのカバー曲「愛のハーモニー」などをバカラックらと共作。1982年バカラックと結婚(1991年離婚)。
スペシャル・メッセージ ダニエル・タシアン (ソングライター/プロデューサー)
コネチカット州生まれ。1996年にデビュー・アルバム『Sweetie』を発表し、ナッシュヴィルの音楽シーンを牽引。カントリー・ミュージックの歌手に楽曲を提供し、多くのヒットを生む。プロデュースを手がけたケイシー・マスグレイヴスのアルバムがグラミー賞を受賞。バカラックと意気投合し、2020年に全曲バカラックの書下ろしによる共作アルバム『Blue Umbrella』をリリース。
スペシャル・メッセージ 朝妻 一郎 (音楽評論家/音楽プロデューサー)
1943年東京生まれ。16歳でポール・アンカのファンクラブ会長となり、ライナーノーツの執筆やラジオ番組のアシスタント等を始める。1966年、アメリカの音楽出版社のサブ・パブリッシャーとして著作権ビジネスのキャリアをスタート。バカラックを敬愛し、日本におけるバカラックの楽曲の管理やプロモーション活動を行う。(株)フジパシフィックミュージック代表取締役会長。
バート・バカラック研究家 坂口 修 (音楽プロデューサー)
1963年兵庫県生まれ。1990年代からバカラックとの交流を重ね、そのあらゆる関連作品を収集。バカラックの様々なアルバムの復刻盤や新たなCD作品集の企画、雑誌特集、自伝本の監修などを手がけ、4度の来日公演をサポート。NHK-FM「サウンドクリエイターズファイル」に出演。バカラックに影響を受けた日本のミュージシャンたちの音楽活動もプロデュース。