豚肉のサルティンボッカ
レシピ公開日:2023年7月6日午前9:43イタリア・ローマの郷土料理「サルティンボッカ」。薄切りの子牛肉に、生ハムとハーブをのせて、ソテーした料理で、そのおいしさから、イタリア語で「どんどん口の中に飛び込んでくる」という名前がつけられています。今回は牛肉の代わりに、お手ごろな豚肉を使用。豚肉に、セージなどのハーブをのせ、生ハムをかぶせて、つまようじで留めます。両面を焼いたら、そのフライパンで、白ワインやバター、レモンなどでソースをつくり、上からかければ出来上がり。レモンの風味が爽やかな、夏らしいイタリアンです。
- 濱崎 龍一イタリア料理店オーナーシェフ
材料
2人分- 豚ロース肉とんかつ用4枚
- 生ハム4枚
- セージ(葉)※バジルの葉でも可4枚
- 白ワイン90ml
- スープ顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(洋風)を表示通りに溶いたもの30ml
- はちみつ8g
- バター30g
- レモン汁1/2コ分
- 小麦粉適量
- オリーブ油大さじ2
- グリーンアスパラガス2本
- イタリアンパセリお好みで
- 塩2つまみ
- 黒こしょう少々
つくり方
豚肉は脂部分を除き、包丁の先で数カ所刺して筋切りをする。包丁の背でたたいて、厚みを5mm程度にのばす。セージを1枚ずつのせ、その上から生ハムをかぶせ、つまようじで中心を1か所留める。
フライパンにオリーブ油を中火で熱する。(1)の肉の面だけに薄く小麦粉をつける。生ハムの面を下にして並べ、1~2分間焼く。
上下を返し、肉の面を焼きながら、フライパンの余分な油をきれいに拭き取る。
白ワインを加え、ひと煮立ちさせたら、肉を取り出して油をきっておく。
フライパンにスープを加えて煮立たせる。弱火にして、塩、こしょう、バター、はちみつを加えて混ぜ合わせる。火を止め、レモン汁を加える。
アスパラガスは根元の堅い部分を除き、下半分の皮をピーラーでむく。フライパンでバター(適量/分量外)を入れて、好みのかたさに中火で炒め、塩(少々/分量外)で調味する。 ※肉を焼く前につくっておくとよい
皿に(4)を盛りつけて、つまようじを抜き、(6)をのせ、(5)をかける。お好みでイタリアンパセリなどのグリーンを添える。