音で訪ねる ニッポン時空旅

銀河鉄道のように、時空を超えて… 週末は「ちょっと昔のニッポン」へ出かけてみませんか?

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「囃子田」(1)

初回放送日:2024年5月4日

今回から3回シリーズで中国山地の真ん中、広島・岡山・鳥取・島根の4県が接した地域で行われている田植えの行事「囃子田(はやしだ)」を旅します。今回は朝の行事です。 【田んぼはステージ?着飾った早乙女(さおとめ)たちが歌い、はやし、田植えする】少なくとも平安時代には日本各地で行われていたという、囃子田(はやしだ、はやした)。夜暗いうちに苗代から苗を引き抜き、5時頃に田植をする田に神さまを招き降ろす神事からはじまります。その際、音頭とりの男たちが歌を歌います。神様が降りてきたら朝唄(あさうた)がうたわれ、田植えが始まります。