日曜美術館
“いま”から見つめる、新しい“美の楽しみ”
2023年8月29日(火) 更新
妖しく、斬新に、そして自由に 大正画壇の異才・甲斐荘楠音
初回放送日: 2023年7月30日
「肌香(はだか)」スケッチに残された画家の言葉。大正時代の京都画壇に現れ、独特の妖しい女性像で話題を集めた甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと)。幼いころから歌舞伎に憧れ、女性の心をつかもうと自ら女形に扮して、それまでにない女性像を描き出した。伝統の中に革新を求め、西洋画の要素も大胆に取り込み、映画衣装の世界にも華麗に転身。あらゆる境界を自由に飛び越えながら、懸命に新しい美を探し求めた画家の物語。
京都国立近代美術館蔵
- 番組情報
- その他の情報
- 詳細記事
ギャラリー
- 甲斐荘楠音『横櫛』
- 甲斐荘楠音『春』
- 女形に扮する甲斐荘楠音
- 『島原の女』に扮する美術家・森村泰昌さん
京都国立近代美術館蔵
メトロポリタン美術館蔵