日本各地の自然の“特徴”と“魅力”を4Kカメラで撮影した珠玉の映像でご紹介!発見と感動の旅にお招きします。
札幌市のはずれにかけて広がる野幌森林公園。冬、市民がスノーシューを楽しむ傍らには、生きものたちの暮らす様子が雪面に刻まれている。人が歩くような足跡はキタキツネ。前あしの跡と同じ場所を後ろあしが踏むと二本足のような跡がつく。雪の上に目立つ木くずは、キツツキが樹上で虫を探して木を削った証拠。園内を移動するシカの群れは、林の中をラッセルし不思議な跡を残す。雪の公園に暮らす生きものたちの痕跡をひもとく。
広大な森が広がる野幌森林公園
雪の上に残るエゾユキウサギの足跡
針葉樹林で樹皮を食べるエゾシカ
立ち枯れの木をつつくクマゲラ