血管のばしをやる前に
回数・ポイント
ストレッチは5種類あります。両足2回、30秒ずつ伸ばします。朝と夜の2回、行ってください。 ストレッチの間に30秒ほどの休憩を挟むのがコツです。
注意点
整形外科的な疾患のある方や関節などの痛み症状が出る方は行わないでください。
血管のばしのやり方
ひざ裏の血管のばし
① 片足を前に出す ② ひざに両手をそえる ③ しっかり体重をかける
足の付け根の血管のばし
① 正座する ② 両手を前につく ③ 片足を後ろに伸ばす
太もも前の血管のばし
① 両足を伸ばして座る ② 両手を後ろにつく ③ 片足を後ろに曲げる
ふくらはぎの血管のばし
① 正座する ② 片ひざを立て両手をそえる ③ しっかり前に体重をかける
お尻の血管のばし
① 寝る ② 片足を抱える
健康で若々しくいるための血管のヒミツ
アマゾンの超健康な民族!そのヒミツは?
脳の老化が70%遅く、心筋梗塞になりにくい丈夫な心臓を持ち、高血圧や高コレステロールに悩む人もほとんどいない。そんな極めて健康な体を持つのが、南米ボリビアに住むチマネの人々です。推定年齢100歳以上の女性も元気そのもの。なぜ、彼らは健康でいられるのでしょうか?
「血管の柔らかさ」が健康のカギ!
進化医学の専門家、マイケル・ガーヴェン教授の研究によると、ある年代のアメリカ人は 51%の人が血管が硬かったのに対し、チマネの人たちではたったの 8%。健康のヒミツは、柔らかな血管にあるのです。
血管を柔らかくするには・・・血管伸ばし!
硬くなってしまった血管を柔らかくするためにおすすめしたいのが「血管伸ばし」。太ももやふくらはぎなど太い血管が通っているところを伸ばすストレッチです。血管には筋肉があり、その緊張を解くことで柔らかく保つことができるのです。 NO(一酸化窒素)という物質には筋肉の緊張を解く作用がありますが、血流がよくなるとそのNOが出て血管を柔らかく保ってくれます。ストレッチには効率よくNOを出す効果が期待できます。