番組名にある「まどさん」や「アルツのハイマちゃん」って?
「まどさん」は詩人のまど・みちおさんがモチーフとなっています。 まど・みちお(1909~2014年) 本名:石田道雄(いしだみちお) まど・みちおさんは国際アンデルセン賞を受賞した日本を代表する詩人で、童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」などを手がけました。 この番組は、晩年まど・みちおさんが妻の認知症を「アルツのハイマチャン」と呼んだことから発案した番組です。
番組で出てきた詩は?
いずれも「続 まど・みちお全詩集」より引用しています。
アニメのお話しは実話なのに登場人物が仮名なのはどうして?
日本では今なお認知症の方々が詐欺などの被害にあうことがあります。そのため、番組ではプライバシーを守り、匿名性を担保することで、取材対象者が不利益を被ることのないよう配慮しました。
番組で紹介された詩の中で「ボケ」という言葉が出てきた。差別的では?
『トンチンカン夫婦』という詩の中で「ボケ」という表現がありましたが、「ボケ」という言葉が差別的だという意見があることを踏まえた上で、作者である詩人まど・みちおさんの作品を尊重し、原文そのままの表現とすることが今回は適当であると判断しました。