「いま 亡き妻へ〜宮城・震災13年の家族〜」
初回放送日:2024年3月10日
東日本大震災で妻を亡くし、3人の子どもたちを育ててきた小野好信さん。震災から13年、私たちは再び家族を訪ねた。子どもがそれぞれの道を歩む今、初めて明かす思いとは 宮城県亘理町で暮らす小野好信(63歳)さんは、妻・由美子さんを東日本大震災の津波で亡くした。震災後に妻から届いた「タイムレター」を支えに、3人の子どもたちを育ててきたが、去年、長女は結婚、次女は就職。家族の節目を迎える中、「妻の不在」がより身にしみるようになったという。自宅のあった場所に通い、鳩の飼育に力を入れる日々。震災から13年が経とうとする今、好信さんは、亡き妻への“ある思い”を語った。