「パパさんの船に乗らないか〜宮城 ある船長の“航海”〜」
初回放送日:2023年9月3日
“パパさん”と呼ばれる船長がいる。漁を共にするのはインドネシアから来た若者たち。厳しさゆえに乗組員が定着しなかった船が、ある出来事をきっかけにたどり着いたのは。 宮城県沖で、底引き網を行う漁船の船長・木村優治さん(52)は若くして父から船を引き継いだ3代目。日本人乗組員の高齢化が進む中、頼るようになったのがインドネシアの若者たちだった。自分のやり方を押しつけがちだった木村さん。溝は埋まらず、魚もとれなかった。そうした中、作業中の事故で若者が一人亡くなった。「一生背負わなければ」と、外国から来た乗組員と向き合う日々で、“パパさん”の船はどう変わっていくのか?