寮メシで強く!大きく! ~熊本県山鹿市~

NHK
2023年10月26日 午前9:47 公開

今回は熊本県山鹿市の女子ハンドボールチーム、「オムロン ピンディーズ」の取り組みをご紹介しました。

ハンドボールは、とても激しいスポーツで、1 試合で1000kcal も消費してしまうほど。

また、ボディコンタクトが許されているので、体が強くぶつかり合うこともしばしば。女子といえども強じんな肉体が求められます。

ピンディーズのほとんどの選手が寮で共同生活を営み、寮の食堂で食事をとることになります。

そのメニューの作成を任されているのが、調理人の吉田純一さん。吉田さんは選手が効率よく栄養を摂取して強い体を作ることができるように計画的にメニューを組んでいます。

例えば、試合がない時期は、たんぱく質を中心とした筋肉をつけることを目的としたメニュー。また、試合直前には、当たり負けしないしないよう体重を増やすため、そしてエネルギー切れを防ぐために、炭水化物を中心としたメニューに変わります。

選手たちは、放っておけば痩せていくような激しい練習の場に身を置きながら、強く大きい体を求めて、とにかく食べます。ひたすら食べます。そして、吉田さんは選手個々の好みも考慮しながら飽きが来ないようなメニューを組み、選手の食生活を援護します。

吉田さんをはじめ、多くの方々に支えられるピンディーズの選手たち。

目指すは10年間離れてしまったリーグチャンピオンの座を奪回すること。

まさに同じ釜の飯を食いつつ、チーム一丸となって頂点を目指します!

■トンテキ

選手たちからも人気の“トンテキ”。たんぱく質を摂るために肉は欠かせません。また、豚肉にはビタミンB1も豊富。濃い味付けでごはんが進みますが、実は脂身が少ない肉を選ぶなど、脂質を摂り過ぎないように考えられています。サラダ油ではなくオリーブオイルで調理するのも体のことを考えてのこと。脂肪酸が多いとたんぱく質が摂取されにくくなるそうです。見てください、この照り具合!

■カボチャの白玉

何かイベントがあるときに吉田さんが特別に作る“アスリートスイーツ”。
今回は、お月見に合わせて「カボチャの白玉」を作ってくれました。
アスリートといえども、女子ならば甘いものが食べたくもなるだろう…という吉田さん流の気遣い。
もちろんカボチャの甘さを生かして、糖質は控えめになっています。
食事に関しては、「おなかも心も満たして、選手にストレスを感じさせない」
それが吉田さんの信条です。

中田理奈の一言

こんにちは!中田理奈です。

今回の食イチもアスリートめしシリーズでしたが、今回はハンドボール回でした!!!

オムロン・ピンディーズを取材させていただいたのですが、ハンドボールをあんなに近くでみたのははじめてで、想像以上のボールのスピードと展開がどんどん変わっていく面白さに目が離せませんでした。

選手の方々の俊敏さや、ぶつかっても飛ばされない強靱な体、本当にすごかったです。

ウェイトトレーニングをしていたクレア選手にお話を聞かせていただきましたが、本当にとても食事に気をつけていらっしゃいました。

筋肉も触らせてくださったのですが、カッチカチで、人間の筋肉はここまで硬くなるものなのかと驚きました!(笑)鍛え上げられた筋肉、とても美しかったです。

そして、今回は須田選手にボールの投げ方も教わりました!

うまく投げるのも難しいですし、私よりも小柄な須田選手が、ボールを私の倍以上の距離飛ばしているのを見て、やはりアスリートは全然違う・・・と一人で感動してしまいました。

また、今回はピンディーズの寮にもお邪魔しました。

みなさんの食事を見せていただきましたが、その食べる量ももちろん、おかずの種類の豊富さにも驚かされました。

今年加入したばかりだという前田選手は、体重を落とさないために、そしてキーパーとして大きい体を作るために、苦しくても頑張って食べますとおっしゃっていました。

体作りも選手たちのお仕事の一部なのだなあと感じました^^

寮で選手たちは、共同生活を送り、ほぼ同じタイミングでごはんも食べていましたが、本当に皆さん仲がよくてそのやりとりを見ているだけでほっこりしました。

また、選手たちそれぞれの食事管理へのこだわりはもちろん、ハンドボールへの熱意とそのストイックな向き合い方にも感銘を受けました。

まだまだリーグ戦が始まったばかりということなので、ぜひ試合を見に行きたいと思います^^

取材先一覧

NHK福岡視聴者ふれあいセンター

電話:092-724-2806