うまいッ!
「大きくて肉厚! 原木しいたけ 〜鳥取市 青谷町〜」
初回放送日: 2023年2月6日
今回の主役は鳥取県で栽培される原木しいたけ。冬が旬という珍しい品種です。特徴は肉厚でとにかく大きいこと。栽培の秘密を探り簡単・絶品のしいたけ料理もご紹介します。 傘の大きさ10センチ以上、厚さ4センチ以上にもなるこのしいたけは、見た目や食感から山のあわびとも呼ばれ、ブランドしいたけとして人気が高まっています。生産者の長谷川和郎さんによると、寒さの中でゆっくり成長することで、身の詰まったおいしい食感になるのだとか。また、地元ではこのしいたけを多くの人に味わってもらおうと新たな保存技術を開発。しいたけが肉の代わりになる!?しいたけの可能性を広げる簡単レシピも。
出演者
地元応援団 鳥山圭輔 (NHK鳥取放送局アナウンサー)
大きな原木しいたけ、鳥取ブランドのおいしさの秘訣はが“寒さ”だとは驚きました。 際立ったのは香り!!焼いてよし、茹でてよし、そして刺身でよし⁉鳥取の原木しいたけ、ぜひメインディッシュとしていかがですか?
しいたけ生産者 長谷川和郎
地元出身のしいたけ生産組合会長。ハウスで1200本、露地で2500本を栽培する、鳥取県のブランドしいたけ作りの名人!近年は、ほだ木となるコナラの植樹も行うなど原木栽培に情熱を注いでいる。
「うまいッ!」の秘密&「ごちそうレシピ」
「うまいッ!」の秘密
寒い冬の時期に時間をかけてじっくり成長させること!菌床しいたけに比べ、低温を好み、収穫までに3倍以上の時間がかかりますが、その分、身が詰まり、大きく分厚い傘が育まれる。
乾燥する冬場の栽培に欠かせない袋がけ!しいたけは、乾燥すると身が縮むため、1つ1つに袋をかけて保湿!さらに、成長度合いに合わせた掛け替えなども重要なポイント!
「しいたけを使った料理レシピ」について
「しいたけとじゃがいものカレー 」 ※しいたけのおいしさが引き立つカレーです。 <材料>4人分 ・じゃがいも:2個 ・しいたけ:6個(約150g) ・玉ねぎ:1/2個 ・にんにく:1片 ・トマト:1個 ・サラダ油:大さじ1 ・お好みのカレールー:80g ・バター:大さじ1 ・しょうゆ:小さじ1/2 ・水:600ml <作り方> 1)しいたけを食べやすい大きさに切り、3時間ほど天日干しをする。 2)皮をむいたじゃがいもを乱切り、玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切り、トマトはざく切りにする。 3)玉ねぎとにんにくを中火で炒め、さらにしいたけを加え、香りがするまで加熱する。 4)トマト、じゃがいも、水を加えて、じゃがいもが柔らかくなるまで15分ほど煮込む。 5)カレールーを加えて弱火で2分ほど煮て、火を止め、バターとしょうゆを加えて仕上げる。
「しいたけとたけのこの唐揚げ」 ※お肉にも負けない!しいたけの食感を楽しむ唐揚げです。 <材料>4人分 ・しいたけ:6個(約150g) ・ゆでたけのこ:150g A ・しょうゆ:大さじ2.5 ・しょうが(すりおろし):小さじ2 ・にんにく(すりおろし):少々 ・小麦粉:1/4カップ ・揚げ油:適量 <作り方> 1)しいたけとたけのこを食べやすい大きさに切ってポリ袋に入れ、すりこぎや綿棒などで繊維をたたきつぶす。 2)1)にAを加えて混ぜ、 3×4cmの唐揚げの形にまとめる。 3)フライパンに油を入れ、2)のタネを入れ、返しながら全体にきつね色になるまで揚げ焼きする。