干潟が育む!かき 〜大分・中津市〜
初回放送日:2024年1月21日
冬が旬のかき。大分県では新しい養殖法を10年ほど前に導入。わずか9か月で出荷するかきは苦みが少なくてフレッシュな味わい。地域の新たな特産品へと育っています。 かきの養殖というと日本では、いかだを使って海中に吊り下げて育てる方法が一般的ですが、大分県の中津干潟では、筒状のかごの中に稚貝を入れて育てるというユニークな養殖法を導入しています。干潟に設置したかごは常に波に揺られ、中のかきは転がり続けるため、丸みを帯び、身が締まるのだといいます。養殖期間は9か月ほどに短く設定。小粒ですが、若いかきならではの苦みやえぐみの少ないフレッシュな味わいが楽しめます。