かしわ飯
レシピ公開日:2023年9月28日午前8:49福岡名物の鶏めし「かしわ飯」。細かく切った鶏肉を、ごま油で炒め、ごぼう、干ししいたけ、油揚げなど加えて、全体に油がまわるまで炒めます。そして、酒、しょうゆ、うす口しょうゆ、白だしなどで味付け。ポイントは、具材を一度炒めてから炊くので、味がしっかりしみ込みます。煮汁と共に、お米と合わせて炊飯器で炊き、器に盛って、のりを散らしたら具だくさんで、うまみたっぷりの「かしわ飯」の出来上がり。秋の行楽シーズン、お弁当やおにぎりにもおすすめです。
- 山口 由美子料理研究家
材料
3~4人分- 米360ml(2合)
- 鶏もも肉1枚(250g)
- ごぼう100g
- にんじん皮付き/よく洗い約5mm角に切る40g
- 干ししいたけ水で戻し、軸を除き約5mm角に切る2枚
- 油揚げ湯で油抜きして、約5mm角に切る1枚
- ごま油大さじ1
- A
- 酒大さじ2
- 砂糖大さじ1強
- 白だし大さじ1+1/2
- しょうゆ小さじ2強
- うす口しょうゆ小さじ1
- 塩ひとつまみ
- もみのり適量
つくり方
米は洗って、30分間以上浸水。鶏もも肉は皮を剥がして除き、そぎ切りにしてから7~8mm角に切る。ごぼうは、ささがきにして5分間水にさらす。
フライパンにごま油を入れ、強めの中火で(1)の鶏もも肉と鶏皮を入れ、油が肉全体にまわるまで炒める。ごぼう、にんじん、干ししいたけ、油揚げを加える。全体に油がまわるまで炒める。
Aを加えて、鶏肉に色がついてきたら火を止める。
(1)の米の水けをきり、内釜に入れる。(3)をざるでこし、煮汁だけを加える。フライパンに少し水を入れて残った調味料と共に内釜に入れる。さらに水を加えて、2合の目盛りより少し少なめに入れる。塩を加え、ひと混ぜして味見し、少し薄味になるように塩(分量外)で味を整える。(3)の具材を加え、鶏皮を上にのせて普通に炊く。
炊けたら鶏皮を取り出す。上下を返すように混ぜて器に盛り、もみのりを散らす。
※取り出した鶏皮は「鶏皮ポン酢」(別レシピ参照)に使用