2013年
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ルーク・エヴァンズ
モスクワで軍隊が襲撃され、何億円もの価値があるコンピュータチップが強奪される。犯行は、ロンドンを拠点とするオーウェン・ショウ(エヴァンズ)率いる組織によるものだった。アメリカ外交保安部の捜査官ホブス(ジョンソン)は、ショウを捕まえるため、元強盗犯のドミニク(ディーゼル)ら「走り屋」ファミリーの協力を求める。当初は渋ったドミニクだが、ショウの組織にかつての恋人レティがいることを知り、ブライアン(ウォーカー)らファミリーとともに協力することを決める。だが、レティには過去の記憶が無く、何のためらいも見せずにドミニクに銃を向けるのだった。人気シリーズの第6作。ドミニクたちファミリーも犯罪組織も、多様なバックグラウンドを持つキャラクターで構成され、興行収入の76%がアメリカ以外だったという。グローバリズムを体現する映画の中で、主人公たちを結びつけるのは「家族」という物語だ。