アーカイブ 「歎異抄に導かれて」

初回放送日:2023年9月10日

今年7月に亡くなった作家・高史明さんの言葉にあらためて耳を傾けるアーカイブ。一人息子の真史さんの自死をきっかけに、歎異抄や念仏に深く分け入った高さんの歩みとは。 在日朝鮮人2世の高史明さんは、戦中戦後の苦悩と混乱の中で、親鸞の言葉を記した歎異抄に出会う。しかし、その意味を理解できぬまま時は過ぎ、いよいよその言葉に向き合わざるを得なくなったのは、一人息子の真史さんが12歳で自ら命を絶った時だった。念仏は、供養のためにとなえるものではないと言った親鸞の真意とは。苦労が多かった父親の口癖も念仏だったと気づいた末に見えてきたものとは。【初回放送 2004年6月】

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