アーカイブ 追悼 ドイツ文学者・小塩節 神との対話-ゴート語訳聖書の世界

初回放送日:2023年6月18日

近年亡くなった方々の言葉にあらためて耳を傾ける追悼シリーズ。昨年5月に亡くなったドイツ文学者の小塩節さんが半世紀をかけて追いかけた古いゴート語訳聖書への思いとは 小塩節さんは、テレビのドイツ語講講座の名物講師だった。ドイツ語への関心は、戦争中、牧師の家庭に育った幼いころの記憶に始まる。戦後、初めてドイツで学んだ時に出会ったのが、古いゴート語訳の聖書。戦争中の蛮行への罪責が生々しかったドイツの人々の信仰のあり方と相まって、忘れられないものとなる。以来、半世紀をかけて追いかけた古い聖書に込められた「神」への思い、それを訳した人の信仰。【2004年3月初回放送】

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