選 徐京植追悼アーカイブ 離散者として生きる

初回放送日:2024年1月14日

作家・徐京植さんが昨年12月18日急逝された。享年72。哀悼の意を表し徐さんが自らの人生を語った番組「離散者として生きる」(2008年)をアーカイブ放送する。 徐京植さんは京都生まれの在日朝鮮人。本番組では、自らの生い立ちから、15歳で初めて訪ねた祖国の思い出、韓国の軍事独裁政権に反対して逮捕拘禁された二人の兄とその解放を願ったまま亡くなった母について、自らの人生の指針となったユダヤ系イタリア人作家のプリーモ・レーヴィをめぐる思索を語っている。自分自身を故郷を離れて生きる「ディアスポラ(離散者)」と呼ぶ徐さんの思想はどのように培われてきたのか。

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