なが餅
レシピ公開日:2023年10月9日午後10:00吉田沙保里さんの大好物、三重県銘菓なが餅。粒あんが薄く包まれた平たく長いお餅は軽くあぶって。金メダル色に輝くかぼちゃあんのなが餅とともに、長く愛されてきた力餅の味わいをお楽しみあれ。
- 松本 有紀(辻調理師専門学校)
材料
生地:16個分、つぶあん:約30個分、かぼちゃあん:約20個分- 生地
- もち粉100g
- 薯蕷(じょうよう)粉25g
- 上白糖90g
- 水130ml
- 薯蕷(じょうよう)粉打ち粉(手粉)用100g
- つぶあん
- 小豆乾いた状態100g
- グラニュー糖150g
- 水50ml
- 水あめ40g
- かぼちゃあん
- 白こしあん市販品でも可150g
- かぼちゃ小サイズ約1/8個分100g
- グラニュー糖50g
- 水50ml
あんの準備
小豆をやわらかくゆで、グラニュー糖、水を加えて火にかけ、木じゃくしですくうとまとまって落ちるかたさまで煮詰めておく。
※トップページ(<概要>タブ)一番下の「2022年9月以前のレシピはこちら」より、2021年3月15日「“舞妓さんちのまかないさん”のあずきばっと」の【<参考レシピ> 小豆つぶあん】を参考にしてください。
白こしあんをつくっておく。
※トップページ(<概要>タブ)一番下の「2022年9月以前のレシピはこちら」より、2019年1月7日「新春を寿(ことほ)ぐ花びらもち」の【<参考レシピ>白こしあん】を参考にしてください。
つぶあんを仕上げる
準備1のあんに水あめを加えて火にかけ、再び木じゃくしですくうとまとまって落ちるかたさまで練る。
バットに小分けにして冷ます。
15gずつに分けて丸める。
かぼちゃあんをつくる
かぼちゃを小さく切り分けて皮をむく。
蒸し器にぬらしてかたく絞ったさらしを敷いて1を入れ、20分蒸す。
さらしごと取り出し、さらしの中でなめらかな状態になるまで潰す。
鍋にグラニュー糖と水を入れて沸騰させる。
準備2の白こしあんを加え、木じゃくしで練りながら、すくった時に形が残るくらいのかたさまで煮詰める。
3を加え、再度練る。
バットに小分けにして冷ます。
15gずつに分けて丸める。
生地の準備
蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておく。
打ち粉(手粉)用の薯蕷粉をバットに入れておく。
なが餅をつくる
ボウルにもち粉、上白糖、薯蕷粉を入れてよく混ぜる。
水を加え、粉けが無くなるまで混ぜる。
蒸し器に蒸し物枠を置き、ぬらしてかたく絞ったさらしを敷いて2を流し入れ、15分蒸す。
さらしでひとまとめにし、準備2の打ち粉の中へ移す。
打ち粉の中で棒状に成形し、カードで16等分にする。
生地を広げ、丸めたつぶあんを包む。
乾いたさらしの上で10㎝程の長さに平たく伸ばす。
かぼちゃあんも同様に包み、平たく伸ばす。
弱火で温めたフライパンにのせ、薄く焼き色がつくまで両面を焼き上げる。
食べごろと保存方法
当日中がおいしく食べられます。 生地の表面が乾燥するとかたくなるので、食べるまでは密閉容器に入れておいてください。