トリセツ流モッチモチギョーザ
レシピ公開日:2024年3月14日午前10:35「混ぜる 包む 焼く」トリセツ流ギョーの作り方なら肉汁たっぷり皮モッチモチ!<あんを作るとき>は野菜を最後に入れることで肉汁たっぷりに!<皮で包むとき>はひだの少ない包み方で肉汁をがっちりキープ!<焼くとき>は鍋に入れる水を超少なめにしてしっかり蒸らすことで皮がモッチモチに!
材料
つくりやすい分量- ギョーザの皮お好みで
- 油小さじ1
- 熱湯40mL
- アルミホイルの落としぶた1枚
- あんの材料(約25個分)
- 豚ひき肉200g
- キャベツみじん切りにして塩1gで塩もみ100g
- にら5mm以下にみじん切り40g
- しょうがすりおろし小さじ1
- しょうゆ大さじ1/2
- 砂糖小さじ1強
- ごま油小さじ1
<肉汁たっぷり!>ギョーザあんの作り方
ひき肉に調味料を入れてよく混ぜる。
しょうゆを先入れしてよく混ぜた後 、ほかの調味料を入れて混ぜると肉汁がさらに増えます
肉が白くなり粘りが出るまで混ぜます
野菜(キャベツ・にら)を入れてさらに混ぜる。
作ったあんを適量ごとに皮で包む
包む前に常温で5分ほど寝かすと肉汁がさらに増えます
<肉汁キープ!>ギョーザの包み方
皮の上にお好みの具をのせる
皮の頂点同士をとめる
左右の端の手前側をとめる
飛び出た「角(つの)」の部分をとめる
完成!
<モッチモチ皮!>ギョーザの焼き方
ギョーザ同士がくっつかないように間隔をあけ、フライパンに並べる
熱湯40mLと油小さじ1を合わせ、フライパンのふちから回し入れる
落としぶたとフタをして、点火。強火で3分加熱する
落としぶたをすることで、蒸気を効率よく活用できます
火を消したらサウナタイム!フタをしたまま3分蒸らす
フタと落としぶたを取り 強火で加熱底面がきつね色になるまで焼き目をつける
トリセツ流のおいしさの理由
あんを作るときは野菜は最後に
肉にしょうゆなどの塩分を含む調味料を加えると、塩分に溶ける性質をもった様々なたんぱく質が溶け出てきます。そのたんぱく質が結合してできたのが「アクトミオシン」。中には隙間があり、肉汁や野菜から出た水分がその隙間に蓄えられることでジューシーなあんができます。しかし野菜も入れて混ぜた場合は、塩分が野菜にも吸収され薄くなります。すると「アクトミオシン」ができにくくなり、ジューシーさが失われてしまうのです。
包むときはひだ少なめ&口角アゲアゲ包み
とってもおいしい家庭のギョーザでも、普通の皮の包み方には「面倒・肉汁が逃げやすい・皮がかたくなりやすい」という弱点が。トリセツ流の包み方ではそうした弱点を克服!「超簡単!・皮の端が上向きになり肉汁をしっかりキープ・ひだの数が少ないので皮がやわらかくモチモチに仕上がる」包むのが苦手なお子さんや、忙しい大人の皆さんも手間なく楽しく包むことができるのです。
焼くときは「水はいらない」!?
家庭で作るギョーザ、皮がグズグズになってはいませんか?その原因は「入れる水の量が多い」から。実は生のギョーザの皮には、すでにゆであがったうどんと同じくらいの水分があります。それなのに水を多く入れる調理が推奨されているのは、安全に考慮して、効率的に水蒸気を作りギョーザを確実に加熱するためだったのです。つまりしっかり蒸らすことで、水の量を減らしても、安全に、「モッチモチ」皮のギョーザに激変!